不動産ニュース/コラム一覧

留学生支援シェアハウス初弾、東小金井で

2017/12/12
東日本旅客鉄道(株)は11日、留学生支援をコンセプトとしたシェアハウスを新たに展開すると発表。初弾物件とし、「東小金井シェアハウス(仮称)」(東京都小金井市、70室)を2018年春にオープンする。 鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積1,078平方メートルの旧社宅建物を、用途変更・リノベーションしてシェアハウスとして活用する。 室数は70、1階には入居者の留学生および日本人学生がパーティなどを通じて交流できるよう、キッチンやソファを併設した管理共用室も設ける。事業主体は(株)ジェイアール東日本都市開発、運営は(株)ジェイ・エス・ビー。 11日より、入居者募集を開始した。なお、同じく18年春に入居予定の子育て支援賃貸住宅「びゅうリエット三鷹」(東京都三鷹市、18戸)、および多世代交流賃貸住宅「…続きを読む →

首都圏新築小規模戸建て価格、連続上昇

2017/12/12
(株)東京カンテイは7日、2017年11月の主要都市圏別・新築小規模一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。 首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は4,078万円(前月比0.5%上昇)と連続上昇。都県別では、東京都が5,189万円(同1.4%上昇)と連続上昇、神奈川県は3,861万円(同0.1%上昇)と、3ヵ月連続上昇ながらほぼ横ばい。千葉県は3,146万円(同5.0%下落)と3ヵ月連続の下落、埼玉県は3,322万円(同0.3%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落した。 近畿圏の平均価格は3,031万円(同1.3%下落)と、4ヵ月ぶりに反転下落。兵庫県は3,4…続きを読む →

2階建て建築者の約3割が「3階建て」願望あり

2017/12/02
積水化学工業(株)住宅カンパニーは11月29日、「実現したい暮らしニーズ」調査結果を発表した。2005〜17年に2・3階建てを建築した20〜69歳の単身者を除く単世帯家族を対象に、Webアンケートを実施。建築エリアは、敷地面積80〜180平方メートル未満、建築地周辺に3階建てがある、または3階建て建築可能な土地であることを条件とした。調査時期は8月、有効回答数は1,200件(2階建て建築者1,000件、3階建て建築者200件)。 2階建て建築者のうち、建設計画時に3階建てを検討していた人は15.2%だったが、「もう一度建てるなら3階建てにしたい」と回答した人が29.2%と約3割にまで増加した。一方、「再度2階建て」と回答した人は検討時の81.8%から73.1%に減少。3階建て希望者は大都市圏…続きを読む →

ミッドタウン日比谷、商業は「非日常」がテーマ

2017/12/02
三井不動産(株)は11月30日、2018年3月29日開業予定の大規模複合再開発「東京ミッドタウン日比谷」(東京都千代田区)の商業ゾーンに出店する60社の報道陣向け説明会を開いた。 同プロジェクトは、「日比谷三井ビルディング」跡地等を再開発し、地上35階地下4階建て、延床面積約18万9,000平方メートルの複合ビルを建設するもの。このうち商業ゾーンは、地上7階から地下1階までの約1万8,000平方メートル。「THE PREMIUM TIME、HIBIYA」をテーマに、日本初出店5店舗、商業施設初出店14店舗など、計60店舗が出店。4〜5階にはTOHOシネマズ日比谷が開業。六本木の東京ミッドタウンに入居する「Billboard Live」がプロデュースする新業態のCafe&Dining店や、LE…続きを読む →

川崎の大型SC、2度目の大規模リニューアル

2017/12/01
三井不動産(株)は30日、商業施設「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)の 大規模リニューアル実施を発表した。 同施設は、JR線「川崎」駅に直結。敷地面積約7万2,000平方メートル、延床面積約17万2,000平方メートル。2006年9月に開業し、今回のリニューアルは、12年以来2度目で、全店の約3割以上にあたる100店舗超が新規・改装オープンする。新規店舗の中には、関東初やショッピングモール初など、注目度の高い店舗も出店する予定。 また、「1日ゆっくり過ごせる施設」を目指し、駅前広場「ルーファ広場」も改装する。同広場は、駅への広小路として近隣住民の方の生活導線となっていたが、人工芝を敷設し、人々が集う空間に生まれ変わる。座ったり、寝そべったりしてくつろげる新たなイベン…続きを読む →

家の中で寒さを感じる場所、トップは「トイレ」

2017/11/30
積水化学工業(株)は28日、(株)住環境研究所と共同で実施した「家庭内寒暖格差」調査結果を発表。10〜70歳代の男女500人を対象に、10月30日から11月2日まで調査した。 冬に家の中にもかかわらず寒いと感じることはあるか?の問いでは、「よくある」38%、「たまにある」43%を合わせて81%もの人が、家の中で寒さを感じていることが分かった。なお築年数20〜29年では86%、築30年以上では89%とその割合が高まっており、築年数が長いほど寒さを感じやすいことがうかがえる。 寒さを感じやすい場所については、「トイレ」(55%)、脱衣所(洗面所、53%)、玄関(53%)がトップ3。暖房設置率が高い「リビング・ダイニング」でも34%が「寒さを感じやすい」と回答した。 家の中で寒さを感じやすいシーン…続きを読む →

一人住まいの引っ越し挨拶「必要」は26%

2017/11/30
(株)エフ・ジェー・ネクスト(FJネクスト)は28日、「ひとり住まいの安心・安全意識アンケート」の結果を公表した。10月13〜15日、首都圏の20〜30歳代の独身ワンルーム単身入居者を対象にインターネット調査を実施。有効回答数は400人。 部屋の仕様や立地条件が同等な場合、セキュリティと家賃のどちらを優先するかを聞いたところ、「セキュリティ重視」が13.3%、「どちらかと言えばセキュリティ重視」が16.3%となり、セキュリティを重視するのは約3割で、家賃重視派が約7割にのぼった。男女別に回答をみると、男性では「セキュリティ重視」「どちらかと言えば〜」を合わせると20.5%だったのに対して、女性では38.5%となった。 「これだけは欠かせない」セキュリティ設備については、「モニター付きインター…続きを読む →

住宅価格指数、首都圏総合は5ヵ月ぶり上昇

2017/11/29
(一財)日本不動産研究所(JREI)は28日、2017年9月の「不動産研住宅価格指数」(既存マンション)を公表した。 00年1月を100とした場合の指数は、首都圏総合が89.16(前月比0.76%上昇)と、5ヵ月ぶりに上昇に転じた。前年同月比では0.63%上昇となった。 地域別では、東京都96.64(前月比0.33%上昇)、神奈川県84.45(同0.13%下落)、千葉県73.04(同3.75%上昇)、埼玉県74.46(同3.29%上昇)。

既存住宅購入、7割弱が「リフォーム済み」希望

2017/11/29
不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営する(株)シースタイルは28日、「売却予定住宅のリフォーム」についてのアンケート調査結果を発表した。調査対象は住宅売却予定で同社サイトを利用した成人男女144人。 「中古(既存)住宅を購入するなら、リフォーム前とリフォーム済みではどちらが良いか」との問いでは、「リフォーム前の住宅」が31.8%、「リフォーム済みの住宅」が68.2%に。全体の約7割が「リフォーム済み住宅」を希望し、人気が高いことが分かった。 「リフォーム済み住宅」が良い理由については、「キレイ」が56.7%、「即入居できる」が53.7%、「リフォームする手間が省ける」が52.5%と多かった。 一方、「リフォーム前の住宅」が良い理由については、「好きな設備や間取りに変更できる」が5…続きを読む →

不動産価格と賃料、上昇率トップは「香港」

2017/11/29
(一財)日本不動産研究所(JREI)は28日、9回目の「国際不動産価格賃料指数」(2017年10月現在)の調査結果を発表した。 国際的な主要都市の不動産市場動向を調査するため、同研究所の不動産鑑定士が評価した価格・賃料を指数化したもの。対象は、東京、大阪、ソウル、北京、上海、香港、台北、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、ニューヨーク、ロンドンの14都市で、1都市当たり6物件(オフィス3物件、マンション3物件)。価格時点(各年4月1日、10月1日)において、対象物件の新築・新規契約を前提とした1平方メートル当たりの価格・賃料を指数化した。 オフィス価格の上昇率が最も高かったのは、「香港」のプラス6.5%。次いで「大阪」がプラス4.8%、「バンコク」がプラス3.5…続きを読む →