既存物件購入、過半数が「決め手はリビング」

(株)ホームステージング・ジャパン(東京都品川区、代表:ルーカス・クハルスキー氏)は6日、「中古(既存)物件購入に関する調査」結果を発表した。1月15〜27日に実施。調査対象は、全国の既存物件の購入経験がある20〜60歳代以上の男女532人。
購入のきっかけについては、「家賃がもったいないと思った」(27.4%)が最も多く、「希望エリアに良い物件が出た」(17.1%)、「特にきっかけはなかった」(12.2%)が続いた。年齢別では、若い世代の多くは「賃貸の更新のタイミング」を理由に挙げた。
内覧に行く前の情報源については、「不動産仲介会社のホームページ」が最多で41.7%。次いで「住宅紹介ポータルサイト」(31.0%)、「折込チラシ」(28.6%)、「住宅情報誌(紙)」(27.8%)」、「友人・知人からの紹介」(23.7%)となった。
内覧前に参考にする写真では「キッチン」が55.7%と最も重視されているという結果に。そのほか、「リビング」(52.4%)、風呂(45.5%)も注目度が高いことが分かった。なお、年代別では、20歳代の99.0%が何かしら写真を気にする一方で、50歳以上では約4割程度が写真を気にしていないと回答している。
購入を決めた物件で内覧後に良い印象として残ったものは、「明るさ」(49.6%)、「広さ」(48.4%)、「周辺環境」(35.7%)が上位に。年代別では、「におい・香り」「室内ディスプレイ」で顕著な差がつき、20歳代と30歳代が印象として残っているのに対して、40歳以上はあまり気にしていないことが分かった。
購入の決め手は、「リビング」(54.1%)が半数以上。「キッチン」(43.1%)、「ダイニング」(39.8%)」「風呂」(33.5%)が続いた。なお、4位までの項目は男女での違いはほとんど見られなかった。
購入する際、家具の配置やインテリアコーディネートまで考えた上で検討する人は60.5%で、20歳代に至っては約8割が検討すると回答した。家具付き物件を希望する割合は約4割弱となり、20歳代が約7割となっている。

引用元: athome.co.jp