中古M価格天気図、上昇傾向が緩む

(株)東京カンテイは28日、2017年8月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。
「晴」は10地域で、前月(8地域)から増加。「雨」は3地域から6地域に増加。「曇」は12地域から10地域に減少した。「小雨」は13地域から10地域に減少。「薄日」は11地域で変化はなかったが、最多となった。
全国で天候が改善したのは9地域で前月(12地域)から減少し、6月以降、回復傾向が緩んでいる。横ばいが27地域→30地域に増加、悪化は8地域と変化がなかった。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は17地域から22地域に増加した。
地域別では、東北地方で強含む結果となった。一方、無風状態が続いていた三大都市圏では、近畿圏でマイナスにふれる変化がみられたものの、全体的には価格動向は停滞傾向となっている。
天気図については、公表資料参照。

引用元: athome.co.jp