不動産ニュース/コラム一覧

首都圏分譲M賃料、17年は上昇鈍化が顕著に

2018/01/16
(株)東京カンテイは15日、2017年通年の三大都市圏(主要都市別)の分譲マンション賃料の推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。 17年の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの年間平均賃料は2,654円(前年比0.3%上昇)。東京都が牽引して1%以上の上昇が続いてきたが、17年は新築・築浅物件での賃料調整に加え、東京都の事例シェアが縮小傾向に転じ、上昇鈍化が鮮明となった。 都県別では、東京都が3,165円(同0.4%下落)と5年ぶりに弱含んだものの、各行政区や築年帯では依然として高水準を維持している。周辺3県では、神奈川が2,121円(同4.1%上昇)と大幅上昇。埼玉県は1,589円(同1.0%下落)、千葉県は1,529…続きを読む →

JR「春日井」駅前で商業・マンション複合開発

2018/01/12
野村不動産(株)、矢作建設工業(株)(名古屋市東区、代表取締役社長:?柳充広氏)、岡谷鋼機(株)(名古屋市中区、取締役社長:岡谷篤一氏)は11日、「JR春日井駅南東地区第一種市街地再開発事業」(愛知県春日井市)が市街地再開発組合設立について春日井市長の認可を受けたと発表した。 2017年2月より、三社は特定業務代行者として事業参画し、事業協力してきたプロジェクト。 JR中央本線「春日井」駅徒歩1分、約3,800平方メートルの土地に、5階建ての商業棟、23階建ての住宅棟(約130戸)、4階建ての駐車場棟を開発する。施設建築物の設計施工を矢作建設工業が担当し、住宅棟の住宅保留床を野村不動産と岡谷鋼機が共同で取得する。 権利変換計画認可を経て、21年の竣工を目指す。

住宅地価格変動率、プラスを維持

2018/01/12
野村不動産アーバンネット(株)は11日、1月1日時点での首都圏「住宅地価格」の調査結果を発表した。3ヵ月ごとの定点調査で、調査地点数は住宅地158。 2017年10〜12月期の平均変動率は0.0%(前回0.0%)で、エリア別の平均変動率は、東京都区部、東京都下、神奈川の3エリアが上昇。一方、埼玉と千葉が減少した。 「値上がり」を示した地点は14.6%(同7.6%)、「横ばい」を示した地点は77.8%(同82.9%)、「値下がり」を示した地点は7.6%(同9.5%)となり、値上がりの地点が増加、横ばいと値下がりの地点が減少した。

ウォーリー×久保田紗友さん新CM/アットホーム

2017/12/27
アットホーム(株)は、30日より新TVCMを展開。2パターンを放映する。 CMは、世界的に有名な絵本「ウォーリーをさがせ!」の世界で女優の久保田紗友さんが住まい探しをするというストーリー。久保田さんは“家や部屋を探す人”、ウォーリーは“住まい探しを応援・手伝ってくれる人”として、未来を想像しながら住まいを探るワクワク感を表現している。 30日からは「さがそう!」篇、2018年1月13日からは「新生活」篇がスタートする。

中古M価格天気図、首都圏で強含み傾向

2017/12/27
(株)東京カンテイは26日、2017年11月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。 47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。 同月は、「晴」が13地域(前月16)に減少。「雨」は10地域で変わらず、「曇」は7地域(同8)に減少。「小雨」は9地域(同7)に増加、「薄日」は8地域(同6)に増加した。 全国で天気が改善したのは12から7地域に減少し、前月の強含みから一転、弱含んだ。横ばいは27で変化なし。悪化は8から13地域に増加し、下落傾向となっている。 地域別では、47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は23から25地域に増加…続きを読む →

未婚女性、低年収でも住宅購入に踏み切る

2017/12/26
世界有数の金融グループであるBNPパリバ系のカーディフ生命保険会社は21日、「住宅購入した未婚男女の意識調査」を発表した。10月17〜25日、住宅購入を経験者でこれまでに結婚をした経験がない20〜59歳の男女を対象にインターネット調査を実施。有効回答数は2,196人だった。今回の調査では、人生最大の買い物と言える住宅購入に対する女性の意識や行動を把握することを目的とした。 住宅購入の理由について、女性の回答では「家賃を払い続けるのがもったいない」が39.2%で最多。続いて「老後の安心のため」が36.5%、「マイホームを持ちたかった」が36.4%となった。一方、男性の回答は、「マイホームを持ちたかった」が40.0%で最多。「家賃を払い続けるのがもったいない」が28.3%、「資産として残るから」…続きを読む →

部屋がおしゃれな芸能人1位は「藤田ニコル」

2017/12/22
不動産情報サービスのアットホーム(株)は21日、「おしゃれだと思う芸能人の部屋」調査の結果を発表した。調査対象は全国の芸能ニュース好きで、2017年にテレビで放送された連続ドラマを2作品以上見た20〜40歳代の男女618人。調査期間は12月8〜10日。 部屋がおしゃれだと思う芸能人の1位は「藤田ニコル」。2位「ヒロミ」、3位「ローラ」が続いた。藤田ニコルさんは、11月に放送されたテレビ番組で自宅を公開しており、放映を見て「おしゃれだと思った」という人が多かった。 一番豪邸だと思う芸能人の家については、1位「デヴィ夫人」、2位「北島三郎」、3位「タモリ」となった。 17年のテレビドラマに出てきた家で“住んでみたい”家1位は「奥様は、取り扱い注意」となった。高級住宅街で暮らすセレブ夫婦という設定…続きを読む →

民間住宅ローンの利用、「変動型」が増加

2017/12/19
(独)住宅金融支援機構はこのほど、2017年度「民間住宅ローン利用者の実態調査(民間住宅ローン利用者編)」(第1回)結果を発表した。17年4〜9月に民間住宅ローンを借り入れた1,495名を対象に、インターネットでアンケートを実施。 金利タイプ別利用状況は、「変動型」の利用割合は50.4%(前回調査(16年10月〜17年3月)比2.5ポイント増)と増加し、「固定期間選択型」も36.9%(同1.8ポイント増)と増加したが、「全期間固定型」は12.6%(同4.4ポイント減)と減少した。 今後1年間の住宅金利見通しについては、全体では「現状よりも上昇する」が29.4%(同8.1ポイント減)と減少。「ほとんど変わらない」は57.6%(同5.7ポイント増)、「現状よりも低下する」は5.2%(同2.3ポイ…続きを読む →

新キャラクターに「ウォーリー」「久保田 紗友」

2017/12/16
不動産情報サービスのアットホーム(株)は15日、同社の新イメージキャラクターを決定した。 新イメージキャラクターには、世界的に有名な絵本「ウォーリーをさがせ!」の主人公「ウォーリー」と、若手女優の久保田 紗友(くぼた・さゆ)さん。 ウォーリーは、20〜65歳男女の認知度が約90%と誰もが知っているキャラクターであること、久保田 紗友さんについては、2011年から本格的に女優活動を開始、数々のドラマや映画に出演しており、今後も活躍が期待されることから、起用を決めたという。 同社では、ウォーリーを「探すワクワクの象徴」、久保田 紗友さんを「エンドユーザーが感情移入できる生活者代表」と位置付け、TVCMをはじめとするさまざまなプロモーションを展開していく計画。

改正民法、20年4月1日に施行

2017/12/16
政府は15日、5月26日に成立した「民法の一部を改正する法律(債権法改正)」について、一部の規定を除き、2020年4月1日に施行すると閣議決定した。 今回の改正では、ネット取引など商取引の複雑化に対応した新たなルール作りや、消費者保護の強化を目的としたもので、200以上にわたる項目を改正した。 不動産業に関連する内容では、敷金や原状回復について規定。賃貸人の敷金返還の内容について明確化したほか、通常損耗については、賃借人の原状回復義務に当たらないなどと記載している。また、個人保証の制限規程が設けられることで、賃貸借契約で保証人になる場合などは、極度額が設けられることとなる。